南仏のライジングスター 内外から常に高い評価を得始めた”南仏のグランクリュ”ラ・リヴィニエールのテロワールを存分に引き出す実力派ドメーヌ
アルジロ・カリケール土壌に起因する力強く毅然とした味わいが特徴のミネルヴォア。なかでもオード川が作ったテラス状の土地の上部のみが、一際、群を抜く品質のワインを生むラ・リヴィニエール。
地元ではサブアペラシオン名として、“ラ・リヴィニエール”がラベルに名乗れる以前からグラン・クリュ扱いとされ、そのポテンシャルは認識されていた。R.パーカー氏も「南仏で最も可能性の高いアペラシオンだ」と述べている。
シャトー・フェトーのオーナーであるアルノー家は、この村で4代に渡って葡萄栽培を行ってきた歴史を持つが、ドメーヌを立ち上げたのは1999年、元詰めは2000年ヴィンテージからという新しい造り手。
40年以上の栽培経験を持ち、リヴィニエールの協同組合、組合長を長年勤めた父は、醸造学を修めて実家に戻った息子と一緒に最高のリヴィニエールを追い求める。
プティ・コッセ、テラッセ、スベルグ、プルミエール・コトーと、テロワール毎にタイプを分けてセパージュの選択や剪定の選択を行う。少量の石灰岩を持つ斜面中後部では、樹齢の高いカリニャンとシラーが植樹されている。
収穫時には畑とセラーの両方で選果が行われ、その後、グラヴィティーシステムでデリケートに醸される。