驚愕のガメイを造る伝説のトップ・ドメーヌ
英国のワイン誌にて「驚愕のガメイ伝説」を残したテート家。ピノ・ノワールを凌ぐ驚愕の長熟力、ガメイの秘めたポテンシャルを証明したドメーヌ。ジュリエナス・トップの評価を受ける、テート家。2001年、英国のワイン誌が企画した「10年ものの比較試飲特集」にて、1991年の彼のジュリエナスも他のピノ・ノワールと並んで試飲された。その結果、テート家のジュリエナスは最高の評価を受け、他のピノ・ノワールのワインを軒並み凌ぎ、「トップ3に入った伝説」を残す。それ程までに、彼の醸すガメイは長熟しても輝きが失せないポテンシャルを持つ。
さらに注目したいのは、同家特有の手法である熱を加える醸造法「テルモ・ヴィニフィケーション法」。その後22~25度という、白ワイン並みの低温発酵を行うことによって、豊かなアロマを引き出す事ができ、より官能的な味わいを目指す。
ローマ皇帝、ジュリアス・シーザーが語源とされ、ムーラン・ナ・ヴァンと並び、「ボジョレー最上のクリュ」との評価も高いジュリエナス。専門誌では、「ボジョレー10のクリュの中で最上のクリュは?」という話題が紙面を賑わせるが、長熟を誇るムーラン・ナヴァンと並び、最上の深みと奥行き、バランスとフィネスを持つジュリエナスを支持する声も多い。