エレガントなピノ・ノワールの代名詞的なドメーヌヴォーヌ・ロマネの女傑によるフィネスを追求したワイン
1988年に先代のジョルジュ・ミュニュレ氏が死去し、ドメーヌの行く末を案じられたものの、次女のマダム、マリ・アンドレ女史を中心に、長女のマダム・マリ・クリスティーヌ女史のサポートもあり、現在ではジョルジュ氏の存命時以上の名声を確立している。
クロ・ド・ヴージョを看板畑として、合計で8.3haの畑を所有する。リュット・レゾネ方式による栽培で土壌のポテンシャルを向上させ、毎年の葡萄に反映させている。低収量の上に、果を厳しく行い、本当に熟した健康的な果実だけで醸造を行っている。
醸造は、エレガントなピノ・ノワールらしいアロマティックさやフィネスを第一義としているため、過度の抽出や過度の新樽の使用は行わない。
年毎の個性を見極めて、適切な醸造を行う。ブルゴーニュでも珍しい女性ばかりの経営によるエレガンスとフィネスを極めるドメーヌである。