シャンパーニュからわずか600メートル、“クレマン最上のミネラル土壌”に畑を所有する究極のクレマン・ド・ブルゴーニュ
シャンパーニュに境界を接するブルゴーニュ・シャティオン地区で、約20年前に、この地区がAOCとして認められたのと同時に創設されたまだ歴史の浅い協同組合。組合員は36人と極めて小規模な組織であるが、非常に品質の高いクレマン・ド・ブルゴーニュを生み出している。協同組合の従来のイメージとかけ離れた高い品質の理由は、36人の葡萄栽培者が畑の開墾から始め、その管理や栽培にとても愛情を注いでいること。「出来がよくないから協同組合へ売却しよう」という旧来の組合的な考えではなく、ゼロから造り上げられた新世代の組合である。合計36haの畑を持つが、36人の生産者の持分がそれぞれ1haずつである為、「1haのドメーヌが36軒」という状況にほぼ近く、出来上がる葡萄は高品質でテロワールが反映されたものに仕上がる。
畑の管理はリュット・レゾネで醸造もシャンパーニュとまったく同じ伝統的製法で行なわれる。シャティオンのクレマンは、シャンパーニュと同様のキメ細やかな泡とミネラル感のある豊かな味わいが特徴。
葡萄畑はシャンパーニュの畑と最短の所で600メートルしか離れておらず、テロワールもほぼ同じ。非常にミネラル豊かで質の高いシャルドネから醸されるブラン・ド・ブランは期待の一本。