北イタリア、ロンバルディア州の州都であるミラノからヴェネト州に向かう途中、観光地として名を知られるガルダ湖畔にあるモニガ・デル・カルダと言う名の小さな村で、古い歴史と名声を誇ってきたカンティーナ。カンティーナ名の「コスタリパ」は、湖を臨む急斜面の丘という意味。同家は、ガルダ湖を見下ろす河川の小石が堆積した東向斜面、ベストの区画に非常に美しい畑を所有する。
1936年に祖父が設立したカンティーナを、現在は二代目のマッティア・ヴェッツォーラ氏が運営する。同氏は、ベッラヴィスタ設立時より醸造総責任者を担い、フランチャコルタがDOCGに昇格した立役者の一人である。これまでに最優秀エノロゴ賞を5度受賞(※)するイタリアで唯一の醸造家であり、イタリア・ワイン界における現代の巨匠である。
「最も大切なことは、葡萄が持つ力を最大限に引き出す為に、栽培、醸造ともに出来るだけ自 然に任せること。すなわち、愛情を持って葡萄を見守ること」とマッテイア氏は熱く語る。
※ 【最優秀エノロゴ賞 履歴】
2020 イタリア最優秀エノロゴ賞(Food and Travel)
2015 最優秀エノロゴ賞(世界最大の見本市Prowein)
2014 オスカー・デル・ヴィーノ(ワインのオスカー賞)
2008 年間最優秀エノロゴ賞(Gambero Rosso)
2004 オスカー・デル・ヴィーノ(ワインのオスカー賞)
モルメンティ2017 Gambero Rosso2021 トレビッキエーリ
モルメンティ2016 Gambero Rosso2020 トレビッキエーリ
モルメンティ2015 Gambero Rosso2019 トレビッキエーリ
ロゼ・ブリュット・ミレジマート2014 BIBENDA2020 5グラッポリ