イタリア38万社の3社にノミネート 独自の醸造システムでSO2を55%カット(EU規制) 「ドロミテ山塊」からの冷涼な気候+急斜面、石灰
トレンティーノ・アルト・アディジェ州の州都であるトレントから北へ約8kmほど離れたラ・ヴィスの 町名がそのまま同コーポラティーヴォの名称となっている。1948年に設立されたラヴィスは、優良な栽培家のみによって構成された、いわばトップカンティーナの集合体。
畑はこの地を縦断するアディジェ川を臨む丘陵地(標高250~800m)に広がり、希少な石灰岩土壌を持つ。シャルドネやピノ・ネロなどの国際品種やトレンティーノを代表する地場品種を、「適地適品種」というゾーニング・プロジェクトに則り、最も適した区画に植えている。
同州はイタリア最北の州だが、北にそびえる山々がアルプス山脈からの寒さを妨ぎ、南部にあるガルダ湖から吹く暖かい風により、健全な葡萄を育む気候を持つ。
減農薬農法(対処農法)で丁寧に育まれた葡萄から、グラスワインユースに最適な「トラディション」シリーズ、新たな伝統と銘打ちラヴィスを代表する品種を揃えた「クラシック」シリーズ、厳選された葡萄を用いて一部に樽をきかせた「セレクション」シリーズの3つを主なラインアップとしてリリースしている。
いずれもガンベロ・ロッソ誌やルカ・マローニ・ワイン年鑑などで高い評価を得ている。
【Oscar del Vino 2012】 最優秀ワイナリー賞受賞
ディアオル・シャルドネ2016 Wine Advocate90
クラシック・ピノ・ネロ2017 James Suckling90
トラディション・シャルドネ2018 James Suckling90