ワイン愛好家のみなさまに特別な情報をお届け
【入会費・年会費無料】
- 特別試飲会
- 限定レアワイン
- 生産者来日イベント
比類なきブルゴーニュのトップ生産者「ドメーヌ・ラモネ」、「ドメーヌ・アルロー&シプリアン・アルロー」、「ドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ」の新着ヴィンテージ2019年のお披露目となる特別試飲会&セミナーを開催致しました。
常に愛好家の垂涎の的であり続けるトップ・ドメーヌの希少なレアワインが一堂に会した、まさにアートといえる、稀代の造り手たちが生み出すグラン・ヴァンの数々を皆様と共有することができ、得難い貴重な時間となりました。
ご来場頂きましたトップホテル、レストラン、ジャーナリストの皆さま、誠にありがとうございました。
1920 年代前半、数々の伝説を築いた ピエール・ラモネ氏の信念と伝統を継承し、「世界最高の白ワイン生産者」であり続ける
“日本の皆さま、こんにちは。
2017年の来日の際には、皆さまに暖かく迎えていただきありがとうございました。
今年リリースとなる2019年は近年稀に見る最良のヴィンテージとなりましたが
とても収量の少ない年でもありました。
シュヴァリエ・モンラッシェをはじめ1/2から1/3くらいと非常に厳しい数量になってしまい、
長年私たちを応援してくれている大事なお客様である皆さまに
十分に行き渡らなくなってしまうことを大変残念に思っております。
今回、ヴァンパッシオンさんが本日の会を開かれることを聞き、少しでも皆さまに
今年リリースとなった自信作である2019年ヴィンテージをご試飲してもらえることを
フランスより楽しみにしております。“
アンヌ・フランス氏から届いたメッセージとともに、世界最高の白ワインを生み出すラモネ家が所有する偉大なテロワールや新しく加わった新キュヴェのご紹介をさせていただき、セミナーでは最高峰のグラン・クリュを、試飲会場では究極のブルゴーニュリージョンクラス~特級クラスまでをご試飲いただきました。
【NEW】
■Chassagne 1C Clos du Cailleret
Les Cailleretsの畑の斜面中腹部、村の背後に位置する石垣に囲われたベストパートを2014年より所有。石灰岩性でゴロゴロとした石が多く存在するテロワールから生まれる、ミネラル豊かなエレガントで気品に溢れるワイン。
■Pernand Vergelesses Les Belles Filles
ノエルの森の背後、コルトンの丘の東向き斜面で石灰岩の多い区画に2012年より0.88haを所有。ミネラルの強い斜面上部の葡萄を使用し、コルトン・シャルルマーニュを彷彿とさせる。
■St-Aubin 1C Murgers des Dents de Chien
ピュリニィ・モンラッシェの丘に位置する別格畑で、ル・モンラッシェを200m程上がったところにある絶好の区画。やや高めの標高に位置する畑からミネラルと骨格のしっかりしたワインが生まれる。樹齢56年、新樽率50%/600ℓ(デミ・ミュイ)を使う。10ヶ月樽熟成。“ミニ・モンラッシェ”のごときワイン。
父から息子へ受け継ぐストーリー 伝統を継承し、伝統を超えてゆく瞬間…
息子は時代の寵児となり、ブルゴーニュに新たな伝説として語り継がれるドメーヌへ
“日本の皆さま、こんにちは。
約一年半前の来日がヴァンパッシオンでのコロナ禍前の最後の生産者来日であったと伺っております。
その節は皆さまに快く迎えていただいたことをとても感謝しております。
今回2019年のリリースに伴い、ヴァンパッシオンでこのような会が行われることを光栄に思っております。
2019年は非常に傑出したヴィンテージでもあり、皆さまに是非楽しんでいただけたら幸いです。
また、2012年よりネゴシアン・ヴィニフィカトゥールとして
活動して参りました「&アルロー」のプロジェクトが
いよいよ円熟してきたことを受け、自らの名前をラベルに冠し、
その品質を保証する「シプリアン・アルロー」として
新たに生まれ変わることをご報告いたします。
どれも素晴らしい出来栄えとなっておりますので、
日本の皆さまにご試飲いただくのが今から楽しみです。
2019年は傑出したヴィンテージながら非常に数量が少なく、
一部のグラン・クリュなどは2/3ほどに減少してしまいましたことをお詫び申し上げるとともに、
少しでも力になれればと思い、大切に蔵で寝かせてきた秘蔵のバックヴィンテージの数々を
今回リリースさせていただくこととなりました。
それぞれ少量ずつとはなってしまいますが、少しでも
本日お越しの大切なお客様にお届け出来ることを願っております。”
デュジャック、ポンソ、リニエ、グロフィエ、ランブレイ、クロ・デュ・タール等、綺羅星の如きトップ生産者が集中するモレ・サン・ドニ村にあり、ドメーヌ継承から約10年で、「ドメーヌ・アルロー」を‟モレ・サン・ドニ NO.1”の地位へと台頭させた、天才醸造家シプリアン・アルロー。
彼の造るワインの素晴らしさは、あのマダム・ルロワやDRC当主ド・ヴィレーヌ氏までもセラーの見学に訪れたほどで、今最も注目されている醸造家です。
これまでは自社畑のドメーヌ・アルローと、「農家協業型=グローワ―との共同作品」としてリリースしていた、“ネゴシアン・ヴィティクルチュール”のエ・アルローがありましたが、今回の2019年ヴィンテージより、エ・アルロー・プロジェクトが円熟してきたことを受け、自らの名前をラベルに冠し、その品質を保証する<シプリアン・アルロー>として新たに生まれ変わることも発表させていただきました。
商業上での印象からネゴシアンを避ける方法を取る生産者もいますが、アルローでは以下の哲学から、ネゴシアン・ヴィティクルチュールという新しいスタイルを掲げました。
●農家の方々とノウハウや哲学を共有し、成功や喜びを分かち合い<グローワーと共にあるワイン>を生みだすため
●長年の農家の自分の持つテロワールへの誇りを尊重、また彼らの持つノウハウを学び共有するため
●自らの醸造ノウハウを公開して地元に還元していくため
ドメーヌ物と名乗ることができるメティヤージュ(※)のような形態でありながら、各農家の誇りを守るため、あえてネゴシアンというスタイルにこだわるのがアルロー氏の哲学です。
※メティヤージュ:分益小作農または折半小作農。畑の賃借料をワインで支払う形で、この場合はドメーヌを名乗ることができる。
また、アルロー氏からは「2019年の生産量があまりにも少なかったので…」と、蔵出しバックヴィンテージをお分けいただき、こちらも試飲会場にてご参加者さまから熟成したアルローの素晴らしさにご好評をいただきました。
15世紀から途絶えることなく、同一家族により継承されてきた名門ヴォギュエ
ブルゴーニュの至宝ミュジニーを守り、現在もトップドメーヌとして君臨し続ける
“日本の皆さま、こんにちは。
今回リリースとなったヴォギュエの2019年ヴィンテージは私が手掛ける最後のヴィンテージとなりました。
数量こそ例年の30-50%減となりましたが、偉大なヴィンテージであり
私の集大成とも言える出来となっています。
お渡し出来る数が非常に限られていることを申し訳なく思っておりますが、ヴィノテークの中にある
オールドワインの数々をかき集め、この度リリースさせていただきました。
この会に感謝するとともに、このオールドワインをヴァンパッシオンに託してありますので、
日頃からヴォギュエを応援してくれている皆さまにお詫びとしてどれか1本でも
お渡し出来ることを願っております。“
今回の新着2019年が、以前より引退が伝えられておりましたフランソワ・ミエ氏が手掛ける、最後のヴィンテージです。彼自身「集大成」と表現することがとても伝わる、見事なグラン・ヴァンです。
1970年代に低迷していたヴォギュエを復活に導いた立役者こそ、1989年にヴォギュエに入ったフランソワ・ミエ氏であったと言われています。2021年に引退したため、実質彼が全てを手掛けたのは今回到着した2019年ヴィンテージが最後となりました。
化学肥料、除草剤は20年前より廃止。農薬はリュット・アンテグラルで、鋤き入れや、ボンヌ・マールにおいては馬による鋤き入れも取り入れているヴォギュエ。創立以来5世紀もの歴史を持ちながら、常に進化を続ける稀有なドメーヌです。
東京でもようやく緊急事態が解除され、すぐにとはいかずとも、徐々に以前のようにワインを楽しめる日々が戻ってまいります。
当社でもスタッフ一同、皆さまのお役に立てるよう尽力いたしますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
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