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最近、色んな方との出会いがあります。
素敵な方ばかりです。
ビジネスを通じて知り合う場合が多いですから、どうしてもビジネスが絡みます。
ビジネスとなると、やはりお金勘定が絡みます。
僕らの会社は、人様に預かったお金を運用して活動している以上、お金はもちろん人も時間も情報も、無駄な使い方はできません。
そう考えると若干殺伐とした気持ちにもなります。
そういう気持ちがあるからこそ、学生時代の仲間などビジネスに絡まない友人達とは、本当に腹をわった本音の付き合いができるのかなと思います。
社会に出たばかりの頃、そういった疑問を常に持っていました。
損得の人間関係は欺瞞ではないかと。
割り切るのが大人の社会人ってことなのかと。
お金っていうものの流れには2種類あるように思います。
一つは、ゼロサムの投機的な世界、誰かが勝つと誰かが負けるお金の流れ。
もう一つは、有難う、の気持ちを、貨幣という価値で交換してゆく流れ。
例えば、マッサージのプロの方に肩を揉んでいただいた場合、感謝をどう現すか。
お礼に肩を揉んであげるといっても、こちらはマッサージの素人ですから、相手も嬉しくないと思います。
僕のプロ分野で稼いだお金を、有難うの感謝の代わりにお渡しするのがベストです。
日本文化には歴史的にお金は汚いものという感覚が脈々と続いているように思います。
実際に自分も日本で育ったわけで、経営者として甘いとお叱りを受けるかも知れませんが、儲けだけを考えた投機的なお金の使い方は、あまり健全なものではないという感覚があります。
でも、マッサージの例じゃありませんが、感謝で流れてゆくお金は全く不健全ではないどころか、とても美しいものであると思います。
もちろん、投機・投資がNGというわけではなく、愛情や感謝や社会を思う心から発してる投資や投機は、崇高なものだと思います。
実際に、当社にご出資下さった方々は、みな、そういった応援のお気持ちで私達にご出資下さいました。
我々は額に汗して造られた手作りのワインを、我々が額に汗してお客様にご説明し、美しい感謝の心の交換を通じて、利益をあげてゆきたいと思います。
社会人になってからは、学生時代の何倍もの色々な分野の色々な素晴らしい方にお会いできる機会が増えています。
これは仕事、ビジネスを通じているから、世界が広がっていると思います。
仕事を通じて、感謝の心の交換をできるような、そんな世界を広げてゆきたいと思っております。
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