僕達、ヴァンパッシオンの理念は、「人を幸せにする」です。

僕達チーム４人は、自分一人だけが幸せになってもちっとも幸せに感じないような、そういった種類の人間が集まっています。

自分達の仲間、お客様、生産者、家族、お世話になった方々・・・そういった僕達にとって大切な方々が喜んでくれると、凄く充実感があるし、幸せな気持ちになります。
喜びや幸せを共有できると、心が震えます。

別に聖人君子ぶっているわけではなく、単に「僕達が頑張ったお陰で、人が喜んでくれたら、自分が幸せな気持ちになれる」というだけで、つまり、自分達の幸せを得るために「人を幸せにしたい」のです。

＜人の幸せのために人生を捧げられる大偉人＝僕の人生とワインの師匠↓＞

すると、僕達に「人様を幸せにできるような力」ってあるのかなぁ、という疑問が起こります。
実際に、僕達ヴァンパッシオンの４人は、何もできないちっぽけな個人の集まりです。
そんな僕達が、人に幸せになって頂けるようなことって何だろう？と考えると難しいのですが、僕達が大好きで、そしてプロとして１０年以上も続けてきた「ワインの世界」だけは、唯一、他の方々よりも少しは人様に役立てる可能性があるかも知れないと思えます。

だから、僕達は「ワイン」を通じて、人に幸せになって頂けるように努力してゆこうと思っています。これは、凄く楽しく遣り甲斐のある「努力」です。

でも次に、「そもそも人の幸せって何か」という疑問にぶつかります。
これは、もう「幸福論」のような哲学の領域に入ってしまうので、浅学な僕達には難問なのですが、僕はラッキーなことに、「これかな？」と思える経験をしたことがあります。
またの機会に記してみたいと思います。

１１月末のフランスから高名な生産者を迎えたプロモーションを皮切りに、１２月７日にカンパニー・ローンチ、そして１２月中旬からは実際にワインが入荷してビジネスが始まります。
今は多忙な準備期間ですが、こうして僕達が守るべき「哲学」について考え共有するための、実に良いチャンスになっています。

思い切って大きな組織から飛び出した僕達４人は、今、人生を非常に深く楽しむことができています。この境遇を与えて下さった方々のご恩に大感謝の日々です。
だから日々、一生懸命に、学んでゆきたいです。