原点へ =有難いお言葉 =

ある先輩の方から、メールを頂きました。

開業して2年たち、規模も大きくなってきて、現実に押しつぶされいませんか?
夢を語っていますか?
「くそリアリズムは捨てよう」という言葉を思い出していますか?

・・・そういった内容です。

2004年12月の私のブログを覚えていて下さり、心配をして下さったのです。

<04年12月25日のブログ>

前回に引き続き、夢について、僕の好きな言葉を書いてみます。

「夢を語ろう。くそリアリズムは捨てよう」っていう言葉です。

リアリズム(現実)って本当に厳しいものです。
やりたいと思っても、現実として立ちはだかる壁の中でできないことも沢山あります。

でも、前回、「夢の効用」で書いたのですが、やはり夢というものは、ちゃんと思い描いて、具体化して、一つずつ積み重ねてゆけば、きっと叶うと思うのです。

会社の報告会などでも、「できない理由=現実」が沢山でてきます。
確かに現実は厳しいから、できないことも沢山あります。

例えば、今の不景気であったり、ユーロ為替の状況だと、ワインは「楽しまれにくい環境にある」という現実があります。

それでも、僕たちは現実を語るのではなく、夢を語りたいと思います。

現実(くそリアリズム)は、「語るもの」ではなく、「付き合うもの」なんだと思います。

現実を「語る」ことはやめよう。
現実は厳しいこともあるけれど、僕たちは上手に「付き合って」ゆこう。
くそリアリズムなんて、それこそ、クソ食らえ、です。

語るべきは、夢です。
僕たちは夢を大いに熱く語り合いたいと思います。

新しい会社を興し、みんなで夢を語り合える環境となって、スタッフひとりひとりの目に輝きが出てきたような気がします。
頼もしく、誇らしい仲間達です。

そんな僕たちの夢を語り合い、具体化して、一つずつプロセスをしっかりと行って、一つずつ形にしてゆきたいと思います。

今日はクリスマスですが、スタッフは当然みんなフル稼働です。
燃えるような夢があるなんて、本当に幸せなことです。
こんな環境を与えてくださった方々に感謝しつつ、日々、努力です。

スタッフのご家族の皆さん、今しばらくごめんなさい。
でも僕たちは夢に向かって燃えているんです!

夢の実現に向かって、僕たちは、精一杯頑張りたいと思います。

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スタッフも増え、お取引先さま、造り手さまも増え、株主さまの数も増え、2004年当時に比べて頂いているご期待とそれに伴う責任が大きくなってきています。

やもすれば、現実の数字に押しつぶされてしまいそうになります。

社内が殺伐としてしまって、夢どころじゃない日もあります。

当初の志を忘れかけてしまう日もあります。

まさに自滅、本末転倒です。

もう一度、原点に戻って、夢を実現してゆきたいと思います。

こうして、道を踏み外しそうになった時、暖かいメールを下さる方がいること。

我々は幸せ者です。

本当に有り難うございます。

みんなで頑張ります!

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