僕は中・高・大学と、ずっとラグビー選手でした。

ラグビーの仲間が今の僕を見たらびっくりするかも知れません。
自分が「グラスをぐるぐると回しながらお料理やワインの味わいを語る人生」を送るとは、想像もしていませんでした。

12年間のラグビー生活では、多くの事を学ばせて頂きました。
その後の「ワイン一色の人生」においても、僕の原点になっています。

＜使用前：野蛮人＞　→　＜使用後：小指立ててますー♪＞

残念ながら僕は３流選手でしたが、所属したのは非常に強いチームでした。
常に大学日本一になる事を宿命づけられたチームで、当時はブームもあって、ビッグゲームとなれば国立競技場が満員になっていました。

http://www.wasedarugby.com/

■　高い志を持つこと

このチームは「来るものは拒まず、去るものは追わず」という方針で、高校日本代表といった超一流選手からラグビー三流校の無名選手まで、幅広い選手がいました。
当時の部員は160名弱、バックスは最大で12軍までありました。

このチームには、「高い志を持つ文化」がありました。
一流選手はもちろん他大学ではまず通用しない三流選手ですら「日本一になるのが当たり前」と捉え、４年間練習に全力を費やすのです。

この中で４年を過ごした結果、１軍は毎年日本一争いに絡む常勝集団になります。
そして4軍・6軍といったチームも他大学の1軍との試合に勝つようになります。

高校時代に「箸にも棒にもかからない選手」であった者すら、高い志をもって4年を過ごせば、全く違う世界にたどり着けるのです。

このチームは戦前から常勝集団であったという歴史があり、諸先輩が脈々と積み上げたＤＮＡともいうべき「文化」が醸成されており、その中では一流選手が育ちます。

「高い志」という文化の力だと思います。

「文化」とは目に見えぬ空気のように曖昧なものですが、チーム力に強い影響を持つ事を学びました。

＜一流の会社文化を創りたい！＞

ヴァンパッシオンは始まったばかりの小さな存在ですが、それでも当たり前のように「日本一のワインマンになる」という高い志を持つ会社でありたいと思います。